case:28 近隣の視線を気にせず過ごせる都市のテラス【観葉植物・レンタル】

今回は建築家・浅利幸男さん（ラブアーキテクチャー）の新築住宅の屋上テラスの実例です。

M邸の敷地は住宅街にあります。
建物の裏手にあるマンションからの視線を遮りたい、とご依頼いただきました。

グレーの建物に馴染むよう、プランターは同系色で質感も似ているものを選んでいます。
植物は少しシルバーがかった色味の樹種に統一することで、全体をまとまった印象に。

写真の視点は、テラスに設けられたベンチから。
鉢も合わせると高さ約2ｍになるユーカリを植え込みました。

ユーカリの間には、とっても珍しいダーウィニアという低木や蔓性のアイビーなども入れ、「緑の壁」となるように密度を高めています。
ダーウィニア↓

屋上テラスに向かう階段からの見上げ。

階段の正面にも、オリーブやローズマリーなどを植えこんだ鉢を置いています。

オリーブは実をつけ、ローズマリーは料理に使って楽しむこともできます＾＾

道路からはグリーンの頭がちらっと見えて、風に揺れる様が爽やか。     

インテリア好きのMさんご夫婦は、将来的にはタープを張ったり家具を置いて、さらに心地よいテラスに仕上げるそう。「プライバシーの確保」という具体的な要望から搬入したグリーンも、外での素敵な時間のために一翼を担ってくれればと思います。