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- February 14, 2018
case:43 大空間を生かしたグリーンコーディネイト【観葉植物・レンタル】
大阪府に建つ個人邸の事例です。
LDKはL字型のプランになっており、リビニグのソファの背面から空間が折れ曲がり、ダイニング・キッチンが続きます。
これは植栽を置くbeforeの写真です。
モダンな大邸宅は開放的ではありますが、どうしても空間が間延びしてしまうのも悩みのタネ。住み手もこのスケール感に対して、どうグリーンを取り入れるべきか、とLOVE GREENにご相談くださいました。
LOVE GREENが提案したのは、スペースのポイントポイントに高低差をつけながら植物を配置していくこと。グリーンで広々とした空間に統一感をもたらすよう心がけました。
リビングは天井の一部が吹き抜けになっています。その建築の長所を際立たせるよう、高さ3m近いショウナンゴムを配置。
巨大なシンボルツリーの左側のソファ横には、中サイズのアルテシマを。壁に掛かったイエローのアートと調和する、黄色い斑入りの葉の樹種をセレクトしました。
ソファの背面は、DKとつながるL字型空間の角にあたるスペース。ハンギングチェアが置かれたコージーコーナーになっています。そこで、ハンギングチェアにとっても、リビングのソファに腰かけても、木陰で過ごすような居心地をもたらしてくれる背の高い木を置くことにしました。
DKは、手前と奥に2本設置。ポイントは空間の角に置いた中くらいの背のゴムの木。これがリビングとDKの空間のつなぎ役になっています。背が高過ぎるとかえって圧迫感を与えてしまうので、控えめな存在感を選ぶのも大切です。
こちらはエントランス。スミのアートが掛かっていたため、和モダンなテイストに馴染む品種にしました。
ほかにも寝室やテラスなど…どこで過ごし、移動してもグリーンが目に入るようコーディネイト。いつも美しい緑の景色と暮らせるように仕上げました。