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- April 24, 2018
case:44 植物の高低差&配置のバランスを意識する【観葉植物・レンタル】
都内にある低層マンションの最上階のお宅。
南向きの大開口、多彩な内装材、イタリアやフランスの輸入家具…と海外のペントハウスを思わせる空間。
来客時に使うというリビング・ダイニング+コージーコーナーの大空間に、
メリハリと抑揚をつくるようにグリーンを配置しました。
シンボルツリーは、2mを超えるクジャクヤシ。
L字型の間取りのLの角=視線の集まりやすい場所に配置することで、天井の高さや空間の広がりを強調しています。
リビングとダイニングの間には中くらいの背の植物を設置しました。
ソファ背面に収納やトレイテーブルでコーナーが設えられています。植物がインテリア的に唐突で異質になってしまわないよう、
質感のあるグレーのプランターを選び、大きすぎないグリーンを合わせることで、景色として馴染ませることを意識しました。
ダイニングの背面にはバランスを取るように中サイズのカポックを置きました。
全体を見渡すと、グリーンが立体的にレイアウトされていることがわかると思います。
植物はサイズを変えながら置き場所が直線的にならないように配することで、コーディネイト全体が生き生きとした印象になります。