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- September 26, 2017
case:18 多彩な空間にフィットするグリーンのポテンシャル【観葉植物・レンタル】
今日は都内高層マンションの例。住み始めて数年、ふいに部屋が殺風景に感じて、とご依頼いただきました。
家で仕事をすることが多い住み手。都心の夜景を切り取る大きな開口を持つリビングが、癒しの空間となるようグリーンをコーディネイトしました。
窓の端にアマゾンオリーブを配置しました。オリーブという名がついていますが、ユーカリの一種でほのかに爽やかな香りが漂います。
この眺望を中心に間取りが考えられたマンションで、開口面が住居の突き当り。
写真のチェアが置かれているだけでしたが、高さのある木を添えると空間や視線のトメになり、部屋がぐっと引き締まります。
こちらは座ったときに景色を左手に眺められるソファスペース。
ソファサイドにコンセント類が露出していたので、それを隠すために、株の小さなツピタンサスを数個寄せてひとつの鉢にしました。照明があるので、背の低い植物にするのがポイント。
最後にキャビネットの上。シュスランという植物。
キャビネットの上にはフランク・ロイド・ライトの造形的な照明やアートが置かれ、「飾る」スペースとなっていました。シュスランは葉の裏が深い紫の渋い色味で形もオブジェのよう。
グリーンのコーディネイトは、鉢のデザインやサイズ、木の背の高低はとても幅広いので、
ある程度形が決まった家具やインテリアアイテムと比べて、様々な場所にフレキシブルにフィットし、空間を彩ってくれます。