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- November 09, 2020
case:51 ベランダが変わればLDKの居心地も変わる!【観葉植物・レンタル】
都内のマンションの事例です。
住み手は特にどこに置きたい、という具体的なイメージや要望は決まっていませんでしたが、
LDKに入ったときに私たちが一番に思ったのは「ベランダが変われば部屋全体の印象が変わる!」ということでした。
LDKに面してベランダが続いており、そのベランダの一部が凸型に部屋に喰い込む形をしています。
つまり、一般的な一直線のベランダよりも、屋内外の距離が近く感じられる間取りと言えます。
凸型の部分にシンボルツリーを置き、その足元に小鉢を2つ。
その反対側に中くらいの木を持っていくことで、室内から見たときの全体のバランスを取っています。
ベランダに新たに入れたのは凸型の場所のジャボチカバだけ。右側に置いたガジュマルはもともと住み手がお持ちのもので、プランダーだけを新調して移動させました。
日中も室内が暗いことにお悩みだったため植物をたくさん置いてしまうことは避けつつ、緑が効果的に見える配置をご提案しました。
あとは、小鉢をキャビネットや洗面に少しずつコーディネイトしました。
実は、LDKにも背の高い木を一本置く予定でした。しかし、ベランダのコーディネイトを見た住み手は「ベランダで満足してしまって、室内はいったん無しでもよいですか?」と。このお言葉は、ベランダやテラスに緑を取り入れることが、いかに室内までよい影響を及ぼしてくれるかという証拠だと思います。
メインの居住空間とベランダが面している間取りは、ほとんどのマンションがそうではないでしょうか。
ぜひベランダを緑の景色に変えて、より豊かな住環境を手に入れてください。