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- August 20, 2020
case:50 ポイントで効くグリーンコーディネイト【観葉植物・レンタル】
今回紹介するのはショールームの導入事例。陶磁器の「ニッコー」、高級システムバスの「バンクチュール」などを展示する都内のショールームです。リビングの造作家具や水まわり製品が、リアリティのある住空間を再現しながら提案されています。
実際の住宅ではありませんが、ここからコーディネイトのヒントにしてほしいのは、グリーンにバリエーションを持たせることの効果。サイズの大小、植物の種類、取り入れる位置などにメリハリをつけることで、空間全体がまとまると同時に少ない本数でも最大限に植物を生かすことができます。
リビングやキッチンのコーナー。テレビキャビネットの横に約2.5mのツピダンサスを配置。空間の中心を象徴するような大きなシンボルツリーを取り入れました。キャビネットの上部には予めポットが用意されていたため、そこには垂れ下がるツル系やふわっと広がるシダ系などをライン状に入れることに。
キッチン横には目線の高さよりも少し低いくらいの鉢をセレクト。ここに戸棚と同じくらいの大きな木を置くと圧迫感が出てしまうことと、リビング側のシンボルツリーとのバランスを考慮して低めを選びました。樹種は実のなるジャボチカバです。
ほかにも、打ち合わせスペースにはエバーフレッシュを3本並べて軽い目隠しに。キッチンのデッドスペースにも、ひとつグリーンが入るだけで空間が華やかに変わります。
ご自宅に緑を取り入れる際も、同じような形・高さは選ばないことを意識してみてください。